例年よりちょっと長めだったお盆休みもとうとう終わってしまいました。
皆さんは何処かへ出掛けたのでしょうか。
私はと言うと、初っ端に一泊二日で遠出した以外は殆ど近場で済ませてしまいました。
宣言通り新潟へ友人に会いに行ったのですが、渋滞回避の為、少々特殊なルートを使いました。
まだ暗いうちに発ち、地元の友人を拾いつつ小山→須走→富士吉田→河口湖→御坂みち、と下道を使って中央道のボトルネックを回避し、一宮御坂から中央道に乗り、長野自動車道、上信越自動車道と高速道路を乗り継ぎ日本海を目指しました。
グーグル先生は4時間20分などと言っていますが、実際には長めの休憩や若干の渋滞により7時間30分程かかりました。
新潟に辿り着き、友人と合流したのが10時30分、案の定近場に観光できそうな場所は無く…
いや、厳密にはおっきな水族館があったのですが、野郎三人で水族館に行っても…って事で、
結局ドライブがてら、友人イチオシの海鮮を食べに寺泊まで車を走らせる事に。
車で2時間、高速道路を使えばもうちょっと早く行けそうだったのですが、海沿いを走りたかったので。
昼飯の為だけにサトーから東京ビッグサイトくらいの距離を走るってのも中々レアな体験ですね。
2時間車を走らせ、炎天下の中汗だくになりながら店に並び、やっとの思いでありついた海鮮丼です。
態々遠出するだけの価値のある味です。
目的地に辿り着き、空腹も満たされた充足感からか、10時間分の疲労が一気に押し寄せてきました。
予め友人には私の車を対象とした1DAY保険に入って貰っていたので、ここでバトンタッチ。
後は寝ちゃってもいいかな…なんて思っていたのですが、
友人の運転が少々危なっかしく、動き出して数分で眠気は吹き飛びました。
まだ日が出ているうちに戻り、一旦解散。
道すがら佐渡島に渡るフェリーの発着場が目に入り、
なんとなく佐渡島に行ってみたい気持ちが湧いてきましたが、今更どうにもならないので、断念。
ホテルのチェックインを済ませ、夜まで休憩。
ホテルの窓から見た景色はこんな感じ。
右上、僅かに日本海が写っていますね。
夕飯時に再度友人と合流、予約していた駅前の居酒屋へ。
友人曰く「ここらへん何も無いけどメシと日本酒だけは美味しいから!」との事。
美味い魚に美味い酒、大いに食べ大いに酔い、ベロベロになって帰りました。
ブログ用に…って何枚か写真を撮っていたようですが、ブレブレで使い物になりません。
酔う前に撮るべきでしたね。
ホテルに着いたあたりからなんとなーく記憶が曖昧になり、
朝起きたら枕元のテレビが試験放送を垂れ流していてちょっと不気味でした。
朝食を済ませ、出発の時間までたっぷり3時間程寛ぎ、ホテルを後にしました。
流石に観光しなさ過ぎだろ!って事で最後に寄ったのは『親鸞聖人上陸の地』。
その昔、浄土真宗の宗祖とされる親鸞聖人が後鳥羽上皇とトラブって流罪に処され、この地に辿り着いたそうです。
ちょっとした丘に砂浜を見下ろす形で作られた記念碑と展望台があり、近くには資料館のようなモノが建っていました。
親鸞聖人が最初の一歩を踏み出したであろう砂浜は海水浴場になっていて、
まだ10時だと言うのにバーベキューでもしているのか、肉の焼ける良い匂いがこの丘まで漂って来ていました。
空が綺麗ですね。
空きっ腹の愛車にガソリンを入れ、上越を後にします。
Uターンラッシュが始まったのか、反対車線はバチバチに混んでいましたが、私たちは特に渋滞にハマる事無く帰り着く事ができました。
新潟マンとなった友人との別れ際、「また来るよ!」だなんて言ったような気もしますが、多分暫くは行く事は無いと思います。
イイ感じに記憶が薄れてきたら、今度は佐渡島に渡る段取りをしたうえで遊びに行きたいですね。